自分名義のマイマシン ハイパーモタード1078sの名義変更登録をしてから、
気が付けばあっという間に時間も過ぎ去り、もうすぐハイパー歴 約1年となります。
最初は足付き性の面などで躊躇し、自分に乗りこなせるのかどうかが最大の不安だったのですが、
この腰高のハイパーモタードも、段々とスパルタンな練習を重ねて乗り慣れていくうちに、
足付き性の不安な問題よりも、スリリングな運転操作や走行の快適性の方がはるかに上回りました。
乗れば乗る程にどんどんと魅力に溺れ、多少足が届きにくくても、
そんな事全く気にする事もなく、毎回乗るのが楽しくなっていきました。
バイクを選ぶ時には最低でも地面にちゃんと足が届くか?を考え、
特に女性ライダーにとって、足付き性は選択の重要なポイントにもなります。
ですから、足が届かない車種は自動的に却下となると思われるのですが、私の場合は違っていました。
足が届かないのもスリルの1つなのかも知れない!乗りこなすには慣れと諦めが必要でした。
幸い物理的にも足はつま先だけしか届きませんが、バイクのボディー重量が比較的軽く、
教習車でお世話になっていたCB750みたいな重量級バイクではありませんから、
ちょっと傾いたりふらついたりしても支えるのが楽でした。
・・・ということで、転ばす事も転倒させる事も無くなんとか楽しく乗れているのかも知れません。
こんなにも素晴らしいハイパーモタード1100Sの存在とその隠された魅力を、
足が地面に届かない・・・正確には「届き難い」だけの理由で車両選択を諦めてしまうのは本当に勿体無いと思いました。
最初は赤いモタードでしたから、これはこれでかなりお気に入りのカラーリングだったのですが、
気が付けば、Ducati Sport-classic シリーズの大好きな spors1000 の純正指定の山吹色にカスタムされてしまっていました。
ちょっとド派手で恥ずかしいかな?と思い込んでいた色も、
慣れてしまえばこれはこれで深い愛着が湧いてくるものなのです。
こうして、他には見掛けないような不思議な山吹色の持つカラーマジックの魅力に拍車がかかりまして、
マイマシンとして、見事に変貌を遂げました我が山吹色ハイパー1078S号に跨がりますと、
テンションも上がり自動的に楽しさがビシバシと倍増するのでした。
これぞ、カスタムモディファイの面白さとでもいうのでしょうか?
それとも色の持つ大きな存在感と視線の魅力とでも表現すればよいのでしょうか?
色の持つ発色エネルギーは、ヒトの心の精神内面に深くにジワジワと静かに語りかけてくるかのようでした。
・・・なんて、たかが色を変えたくらいで少しオーバーな表現かも知れませんが、
人はモノを選ぶ時に、機能性とデザインなどを基本的に求めますが、
僅差のないような甲乙つけがたい機能性を併せ持つものを迷い選ぶ際には、
ギリギリの選択で、デザインと全体の雰囲気、そして色合いなどを考え顧慮するのではないかと思われます。
その選択肢の中で、普通では見えて来ないような心の深き内部の眠った本能的な部分が目覚めるのかも知れません。
最終的な選択肢の一つの決定的な魅力になっている事があるのではないかと思われます。これぞ、まさにカラーマジックです。
純正カタログスタンダードモデルとしての車種バリーションの中で選択出来るハイパーモタードは、
赤、白、黒の3バリエーションだったと思います。
これに好きな方用に純正オプションで黒いカーボン外装を組み合わせたりと色々な選択でした。
こんなド派手な山吹色カラーなんてのは存在もしていないのが逆に魅力にさえ思えました。
最初は抵抗がありましたが、今にして思えば何故だか「気が付けば」結構お気に入りの色合いだったりするんです。
勇気を持ってチャレンジしてみて良かったのだと思います。
自分好みなカラーリングに、なんだかんだと車体への慣れも加わり自然とお気に入りマシンへと昇華しておりました。
折角色々な人達のご協力を得て818モタードカラーカスタムのスペシャルモディファイをしていただきましたので、
これからも徹底的にハイパーモタードの秘めたる魅力を思う存分に
楽しませてもらおうと考えております。
もし、街中や高速道路、パーキングエリア等でスレ違い様に見掛けしましたら
ド派手な黄色いボディーから目をそらさずに、御愛好の程よろしくお願い申し上げます。