0624へタイムスリップ 山梨方面 南アルプス街道の旅。その３
写真掲載から記事内容の更新が大変遅くなりました。お許しを〜！
さてハイパーモタード1100Sで遠くに出掛けると
ついつい気持ちの良い走りに頭の中が熱中してしまい走行距離を忘れてしまいます。
ガソリンタンクの燃料が12,4リッターしか入らない車両ですから
ついつい距離とのバランスを忘れているとドキっとします。
ちょうど走りがノッているときに道中のガソリンスタンドを通り過ぎてしまうのです。
Uターンが難しい場所の反対車線側に位置していたり、
手持ちカードの関係でJOMO石油さんメインでスタンドさんを探します。
いつもそこで給油しているのですが、なかなかタイミング良く補給が出来ないでいます。
ハイパーモタードですと連続走行で約200キロくらいでしょうか？
メーター内部のリザーブインジケーターランプが
やがては ポーンと点灯してしまいます。
このランプが点灯してからというものヒヤヒヤドキドキモードに突入です。
これから山道や峠道に入ってからの時に限ってこの燃料リザーブパターンになります。
あとどれくらいの距離が走れるのか？
中途半端に計算しながら走らせるのは精神衛生上やはり良くありません。
それからガソリンスタンドの店舗営業数が以前に比べて圧倒的に低いからなのです。
そういえばあそこにガソリンスタンドがあったな！
と記憶の中で思い出してなんとか勘でそこまで辿り着いても、
残念ながら気配のない廃業店舗になっている場合もあるからなのです。
燃費の良いクルマが世の中に増えて燃料補給のインターバルが伸びて、
しかも価格競争でセルフスタンドが増えれば
当然の事ながら地域で激化競争が厳しくなります。
燃料補給回転率の低下した店舗は次第に淘汰されてしまうのでしょうね！
南アルプス方面の行き止まり少し手前左側にエネオス石油さんが在りました。
このスタンドはセルフでもありませんがお店の店員さんがどこにも居ないのです。
そのうち可愛らしい小学生のお嬢さんがスクールバスからヒョコッと降りて来て、
すみませんがもう少し待っててね！と囁いてくれました。
このお嬢さんのお父さんが経営しているガソリンスタンドらしいのですが、
地域のスクールバスの運転手さんも兼ねているようでこの時間帯は不在みたいです。
待つ事10分くらいで、お父さんことこのお店の店主さんは笑顔で帰って来ました。
待たせましたね〜！お二人さんバイクツーリングですか、
でもこの先は残念ながら行き止まりだよ〜！と親切にも教えてくれました。
なんでも？何処かのよそ者が夜な夜な現れては粗大ゴミを不法投棄して行くそうです。
そんなこんなで街へ繋がる峠道２本を自然環境保護の為にも封鎖されたようです。
大自然を守る為に仕方なく選択された街の掟のようなものだったのかも知れませんね！
南アルプス街道はまた近いうちにもう１度来てみたいと思える素敵な場所でした。
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Nikon D3 50mm F1,4
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