望遠レンズの一眼レフカメラでファインダを覗くと、
はるか遠くのものまで手に取るようにはっきりと見えます。
人の視力でここまで見えるのかどうかは分かりませんが、
これに近い状態でモノが見えている人もいる訳です。
私の視力は両眼で約0.2〜0.3程度で、乱視です。
一つのものが上下にダブって見えたりします。
なので、車やバイクを運転する際には眼鏡・コンタクト等は必需品です。
車を運転する際にはあまり気にならないのですが、
バイクを運転する時にはヘルメットを被らなくてはならないので、
眼鏡をかけるかコンタクトにするかで様々な影響が出てきます。
ジャストサイズで選んだヘルメットの隙間に眼鏡のフレームをねじ込むのは
とても窮屈です。
ですが、コンタクトを装着すると、半日で眼の疲労が限界に達し、
1日使用すると、眼が赤く充血し、頭痛・肩こりにまで影響が出る程です。
知り合いの方がレーシックを受けられたそうで、
私も興味津々でお話を伺い、自分でも色々調べて、
実際に検査まで受けてきました。
眼の角膜の状態によっては、レーシックを受けられないケースもあるそうです。
幸運にも私はレーシック適合範囲内のようでした。
が、検査の際に担当医の方に聞いた話では、
レーシックによって近視が軽減されると、
遠くのものが見えるようになる代わりに、年齢とともに近くのものが見えにくくなるのが
通常よりも早まるらしいのです。
私くらいの軽度の近視の場合、その辺りはとても悩む所です。
視力0.1以下で、眼鏡が無いと全く生活出来ない状態の方にとっては
この手術は人生に劇的な変化をもたらし、実に快適な生活が送れるようになったと感激されるそうですが、
私は通常、裸眼で過ごしており、見えない状態が当たり前の生活で、
何かあれば眼鏡かコンタクトを一時的に使用するので、特に困る事も無かったので、
逆に手術によって近いものが見えなくなった時の不便さを考えてしまいます。
人は裸眼で遠くのものが見えない状態と、近くのものが見えない状態とでは
どちらが不便なのでしょうね・・・?
結論から言えば、もちろんどちらも不便なのですが、
どちらかを選択するとなると、これが非常に悩む所です。
悩みながらも気持ちはもう80%以上、手術を受ける方向にありますが、
私にとっては最後の悪あがきとでも申しましょうか・・・
手術に対しての不安がまだ少し残っています。
最近は手術に備えてコンタクトを使用していませんので、
ヘルメットはもっぱら、紅いフェラーリのヘルメットを使用しています。
このヘルメットは眼鏡を使用しても特に問題はなく、付け外しも非常に楽です。
ただ、キャメラマンの撮影する画像で、眼鏡の自分にとても違和感があるのは
正直な所です。
風圧で眼鏡が顔に押し付けられて目頭が痛くなるもの苦痛ですね。
今後、撮影画像から眼鏡が無くなった時、
あ、ついに手術を受けたんだな・・・と認識してもらえたら良いです。
これから手術を受けようとしている方、私なりの感想も参考にして下さい。
私の眼は常に、カメラで言うピンぼけ状態です。
眼が見えない、先の見えない不安感。
私の不安のトンネルも、もうすぐ抜けられるのでしょうか・・・?
通常、裸眼の状態ではまさにこんな感じです。
視力、2.0のキャメラマンには想像すら出来ないでしょう・・・
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